レッスン Q&A
Q1「現代ピアノ奏法」を簡単に説明していただきたいのですが。
A1ピアノの演奏において、もっとも大切なことの1つに音色の表現があります。私の感じるところ、残念ながら日本では、それを重要に考えておられる先生は少ないように思います。しかし、感動を呼ぶ演奏には、音色の豊かさがあります。また、それと並んで大切なことの1つに、少しでも自然に楽に弾くことだと思います。私自身、今でも研究の途中にありますが、気がついてみると、それらの要素が一致するということを感じるようになりました。それを称して「現代ピアノ奏法」と呼んでいます。
Q2先生がレッスンにおいて大切に考えていることは何ですか?
A2世の中にはいろいろなピアノ奏法があると思います。今、私が指導している奏法は、その中の1つに過ぎません。もちろん、私自身、今まで多くの先生方から、それぞれ特色のあるレッスンを受けることができ、心より感謝しております。その結果、自分にとってもっとも楽に弾けて、自然に感じる奏法にたどり着くことができました。私のレッスンを通して、それを少しでも多くの方々に伝えたいと思っています。そこには、お互いのコミュニケーションが重要です。生徒に求めることは、上手下手ではなく、何よりもピアノに対する熱意です。
Q3レッスンを受けるにあたり、何か特徴はあるのですか?
A3例えば、生徒が既にある程度の年齢に達していて専門的に勉強をしている場合、本来の学習している曲に並行してショパンのノクターンを数曲選んで、レガートの基本を学ぶことから始めます。そこから希望に応じてワルツ、マズルカなどの小品から大曲へと移行していきます。まずは、ショパンを中心に考え、そこから響きの観点でピアニスティックな作曲家、スカルラッティ、ハイドン、ドビュッシーなど、幅を広げてゆくのが良いと思います。生徒の年齢が低い場合でも、進度に応じて曲は違いますが、レガートの基本を学ばさせることと音色を聴き分ける耳を育てることに重点を置いています。
Q4先生のレッスンを受けることは可能ですか?
また、レッスンはどこで受けることができますか? A4はい、可能です。ただし、専門的に勉強したい、もしくは既に勉強している方に限ります。レッスンは自宅(最寄駅は御茶ノ水駅で、駅から徒歩3-4分のところ)で行っています。お茶の水
Q5レッスンは何歳から受けることができますか?
A5小学校中学年以上で専門的に勉強したい方です。小学1−2年生以下の方で、ご希望の場合は、私の信頼の置ける他の指導者をご紹介します。
Q6レッスンはどれくらいの頻度で受けることができますか?
A6週に1回が基本ですが、生徒の中には2回必要と考え、受けている人も少なくありません。耳を養うということが大切なことの1つなので、間隔があくとわからなくなるようです。小学生やピアノ教師をしている生徒のように時間が取れない場合は月に1回から2回という場合もあります。
Q7レッスンの開講月は決まっていますか?
例えば、来月からでもレッスンを受けることはできますか? A7特に決まっていません。随時可能です。
Q8レッスン料はどのくらいですか?
A8ここでは、はっきりとは申し上げられませんが、専門的に勉強する場合の一般的な金額だと思います。ですから、月謝ではなく1回制でお願いしています。
Q9従来のレッスンとはどんな違いが有るのでしょうか?
A9重点に置いていることは、音色を聴き分ける耳を鍛えること。また、その音色を作るためと楽に弾くために基本的なタッチを変えること。そのためには、本来の学習曲の他に、負担にならない程度の教材を加えます。
Q10今まで受講した生徒さんはどういった進路に進んでいらっしゃいますか?
A10日本の音楽大学卒業後、ヨーロッパに留学、もしくは、私のもとでコンクールを受けながら勉強を続けています。その中には、国際コンクールなどで受賞し、プロのピアニストとして活動している人もいます。川村文雄氏
Q11どうすれば先生のレッスンを受けることができますか?
どうやって連絡すれば良いでしょうか? A11まずはホームページ上の問い合わせページに必要事項を記入のうえ、お送りください。こちらから連絡を差し上げます。
Q12ホームページを見て、先生のレッスンに興味を持ちました。
レッスンは見学できますか? A12メールもしくは、その後電話にてお話しさせていただいて、お互いにある程度の合意ができれば可能です。
Q13現在、子供がピアノ教室に通っています。本格的な指導を受けさせようか、と迷っていますが、どのようなレッスンから受ければよいのでしょうか?
A13私の考えでは、焦らずにゆっくり時間をかけて、レガートの基礎と耳を育てることに長い時間をかけるべきだと思います。早い時期に難しい曲を練習するのは大変危険です。指を速く、粒をそろえて弾く訓練よりも、いかに音を歌わせるかといったことを重視することによって、必要な指の筋肉もついてきます。
Q14今、高校1年です。昨年、○○音楽コンクールに入賞しました。
音大進学志望ですが、受験生も指導もしてもらえますか? A14はい。受験生であっても、無理がない程度に奏法を変えることは可能です。今までの受験生にも、個人差はありますが、そのように対応してきました。結果的に良い演奏であれば、どんな奏法でも認めてもらえるものではないでしょうか。
Q15現在、ピアノ教室で講師をしています。自分のピアノのテクニックと指導方法のスキルアップの為にレッスンを受けたいのですが指導していただけますか?
A15教えるために勉強することは大切なことだと思います。ご自身のレッスンが、より有意義になるとすれば、私にとっても嬉しいことです。
Q16高校の授業が有るので、日曜日しかレッスンに通うことができません。土日でもレッスンしていただけますか?
A16現在、レッスン中の生徒の指導時間との兼ね合いもあり、そのときにもよりますが、基本的に土日でもレッスンをしています。
Q17仕事の都合により、平日の夜間にレッスンを受けたいのですが可能でしょうか?
A17はい、大丈夫です。私のレッスン時間帯は午後から夜までが基本です。レッスンの開始時間等の詳細はご相談の上で、決めています。
Q18福島県に住んでいます。もっとハイレベルなレッスンを受けたいのですが、遠隔地の為に月に1ー2回しか通うことができません。それでもレッスンしていただけますか?
A18はい、大丈夫です。次回のレッスンまでにしっかりと復習していただく事は怠らないようにしてください。
Q19京都市内に住んでいる高校生です。東京の音大に進学したいと思っていますが、他に遠隔地から通っている生徒さんもいますか?
A19はい、います。月に2回、飛行機に乗って通ってくる生徒もいます。
Q20子供の頃、ピアノ教室に通っていました。教本は終了した程度です。また趣味でピアノを始めたいと思っているのですが、指導していただけますか?
A20ピアノを専門的に勉強したい、もしくは既に勉強している方に限定してレッスンをしているので、残念ながら私自身はレッスンをできませんが、ご希望があれば他の信頼できる指導者をご紹介します。
Q21海外留学を目指しています。その為のレッスンをしていただけますか?
生徒さんで留学されている人はいらっしゃいますか? A21現在、ドイツやポーランドに留学中の生徒が数名います。
Q22発表会のようなものもありますか?
A22 Q23○○音大を卒業しました。ホームページを見る限りでは、私の通っていた大学の学生もしくは卒業生で大野先生のレッスンを受けている生徒はいないようですが、それでもレッスンしていただけますか?
A23特定の音大の出身者に限ってレッスンをするということはありません。仮に音大出身者でなくても、専門的な勉強をしてきた方ならレッスンをしています。